名前(Name)

綱島 隆太(Tsunashima, Ryuta)

学位(Degree)

博士(工学)(筑波大学)
Ph.D., University of Tsukuba

修士(工学)(筑波大学)
M.Eng., University of Tsukuba

所属(Affiliation)

学歴(Education)

2011年04月 東京都立産業技術高等専門学校 ものづくり工学科 入学
2016年03月 東京都立産業技術高等専門学校 ものづくり工学科 医療福祉工学コース 卒業
2016年04月 琉球大学 工学部 情報工学科 編入学
2018年03月 琉球大学 工学部 情報工学科 卒業
2018年04月 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程 入学
2020年03月 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程 修了
2020年04月 筑波大学大学院 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 情報理工学位プログラム 博士後期課程 入学
2023年03月 同上 単位取得満期退学

研究職歴等(Research Career)

2018年11月〜2020年03月 筑波大学 計算科学研究センター 技術補佐員
2020年10月〜2020年10月 理化学研究所 計算科学研究センター 計算科学インターンシップ
2021年04月〜2022年03月 理化学研究所 R-CCS 大学院生リサーチ・アソシエイト(JRA)
2021年10月〜2023年03月 JST次世代研究者挑戦的研究プログラム 採用者
2023年04月〜2024年03月 神戸大学 大学院理学研究科 惑星科学研究センター 教育研究補佐員
2024年04月〜 現 在   神戸大学 大学院理学研究科 惑星科学研究センター 特命助教

学んできたことについて(About studying field)

高専の医療福祉工学コースというのは色々学ぶコースでした。コースには高専2年次で配属され、情報系のほか、機械工学、電気工学、電子工学が主で、高学年で福祉に関することや医療に関する講義がありました。実習では旋盤、鋳造、溶接、熱処理、引張試験などもやりました。電気系でも回路を弄ってデータをいちいち取ったり、電子系ではオシロスコープで波形を見たり、筋電位を図ったり、かなりアナログ的なことをやっていました。電子工学の講義でもデジタルはあまり無く、アナログについて主に学びました。医療や福祉に関する、人間工学や認知工学、障害者福祉などを学びました。

大学編入時にCSを専攻するようになりました。
もともと、コンピューターの低層の技術に興味があったので、大学院進学時に別の大学の研究室へ移動することにしました。

研究について(About research)

これまでに、マイコンと呼気センサーと無線アダプタを使った四肢麻痺患者向け家電操作リモコンの開発、機械学習による記述した意図(目的)の近い文章の抽出などを行ってきました。 リモコンの方は、PIC少しとArduino、Zigbeeモジュールをいじっていました。機械学習の方は、Word2VecやDoc2Vec、scikit-learnなどを利用していました。

大学院では、HPC分野でGPUとFPGAを組み合わせた演算をOpenACCで記述できるようにするためのコンパイラーの開発を研究テーマとしていました。 GPUとFPGAが両方搭載された筑波大学のスパコン Cygnus のように、複数のアクセラレータが搭載されているコンピューターはプログラミングが難しく、本テーマはこのようなマシンを使いこなすために必要不可欠な技術です。 筑波大学 計算科学研究センターにおけるアメリカのオークリッジ国立研究所(ORNL)理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)との協力の下、直接三者間でやり取りをしながら研究を行っていました。

一見して過去にやっていたことと違ったことをしているように見えるものの、現研究室でのコンパイラーの研究はユーザーに使いやすくするために始められており、ユーザーに使いやすい設計が求められています。 そういった点では本質的には変わっていないかもしれません。

という感じ

で意識高いことが書いてあります(笑)

E-mail

ryuta.tsunashima アットマーク alum.riken.jp